受精卵取り違え 続報
香川県立中央病院の体外受精卵取り違え問題の続報が
報道されました。
受精卵取り違え医師、23人に指針違反の「複数個移植」
2月26日 読売新聞
香川県立中央病院は25日、担当の川田清弥医師が昨年4月
の日本産科婦人科学会の指針に反して、複数個の受精卵を
移植する「2段階胚移植」を23人の患者に実施していた、と
発表した。
取り違えで中絶した20歳代の女性を含む11人が妊娠、うち2人
は双子を出産したという。
川田医師は昨年4月以降、70人の患者に受精卵の移植を実施。
このうち、26~46歳の23人には延べ28回、妊娠率を高めるため、
それぞれ3個を移植した。
川田医師は、昨年10月31日に取り違えの可能性があることを
院長に報告したが、その後も2回実施していた。
香川県は「取り違えの疑いで女性が中絶した結果は重大」など
として、川田医師を、地方公務員法の懲戒規定に準じて処分する
検討を始めた。
不妊治療 病院の助成要件改正へ
受精卵管理強化など追加 2月26日 毎日新聞
厚生労働省は、不妊夫婦が不妊治療費用への公的助成を受け
られる実施医療機関の要件に、受精卵を取り扱う際の複数の
医師らによる確認の徹底や、安全管理を検討する組織の設置
などを加える方針を決めた。
4月以降、厚労省が定める医療機関の指定要件に関する指針を
改正する。
厚労省は04年度から所得などの条件に合致した夫婦を対象に、
体外受精など不妊治療の費用助成を始めた。
1回10万円が年2回、通算5年支給される。
公的助成の対象医療機関は、厚労省の指針に基づき都道府県
知事が指定する。
現行指針では、採卵室や培養室など必要な設備の整備、
日本産科婦人科学会に不妊治療施設として登録すること、
一定の資格を持つ実施責任者を置くことなどを求めているが、
受精卵取り違えの防止策など安全管理に関する要件は盛り
込まれていない。
公的助成は04年度に17,657組に支給され、07年度は65,365組
に急増した。
厚労省母子保健課は「同学会が検討している再発防止策も
参考に、追加する指定要件を検討したい」と話している。
治療方法の選択や、治療のステップアップに関しては、医師の
判断やアドバイスによるところが多いと思います。
私たち不妊治療を受ける側としては、医師を信じておまかせ
するしかないのです。
もちろん、必要な知識を得ること、疑問があれば医師に確認
すること、そして夫婦の意思で治療を続けることも大切ですが。
どうか安全に、医療の進歩と不妊治療を取り巻く環境や制度が
向上することを願うのみです。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|




最近のコメント